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14年目の春

 2025年3月11日、あれから14年目の春が来ました。被災された皆さんにはまだまだ大変な状況かと思いますが、頑張っていただきたいと思います。

 

 2011年は羽前成田駅とおらだの会、そしてフラワー長井線にとっても大きな出来事のあった年でした。大震災の発生から1ヶ月後、米屋こうじさんの声掛けで「東北の鉄道応援チャリティ写真展」が西大塚駅で開催されました。6月には羽前成田駅の第1期修繕工事が行われます。昔の姿が蘇った駅舎で、広田泉さんによる「元気が出る鉄道写真展2011」が開催されます。それらは山形鉄道の野村社長の後押しがあって実現したものでした。

 

 2011年のこの出会いがなければ、今日のおらだの会の活動やフラワー長井線の姿もなかっただろうと思います。けれども広田泉さんは2022年3月、そして野村元社長はつい先日旅立たれました。来年はおらだの会設立30年を迎えます。お二人が残されたメッセージを心に刻みながら、また一歩「ここから始めよう」と思います。

 ・ローカル線は地元の人に愛されなければ残っていけない。

 ・社員(地元)の人にこそ、フラワー長井線の本当の良さに気づいてもらい、自分たちの鉄道を好きになって欲しいと思う。

 

 

 → (38)元気が出る写真展〜広田泉氏との出会い:おらだの会

2025.03.12
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