記事詳細ページ

  1. ホーム
  2. 致芳CH
  3. 「サライ」の空に

「サライ」の空に

 高校時代の友人から年賀状が届いた。「年齢のせいか、故郷が恋しくなってきました。」と書かれてあった。クラブのスーパースターであった彼も、故郷のことを懐かしく思いだすようになったのか、と感慨深いものがありました。

?

 「故郷」というと、昨年10月に亡くなった谷村新司の「サライ(1992年(平成4年)発表)」が浮かんで来る。

 夢を捨てられずに故郷を出る若者が、汽車の窓から見える故郷の空の青さに気づき、切ない思いに駆られる。夢を追いかけて必死に生きる街で、見上げた空に白い雲が流れていく。その先には、父母の愛に包まれて暮らした故郷があったのだ、という内容の歌詞である。

?

 友人が都会で想う「故郷の空」は、桜吹雪の空であろうか。それとも、今日のような冬晴れの空であろうか。今年は同窓会の予定があるとのこと。彼とも三十年振りに会えることを楽しみにしたいものだ。

?

2024.01.29
  • 特派員募集中!
  • エフエムい〜じゃん おらんだラジオ

Access 11,115,316pv (2015.12.04~) Today 3,470pv Yesterday 11,265pv