置賜農業高校生の活動が、地元紙で紹介された。おらだの会のメンバーも、高校生に負けないように花いっぱい運動に頑張ろうと思った。そんな時、成田駅に長く嘱託として勤められた玉置さんの事を思い出した。
玉置さんは、成田駅周辺を四季折々の花で飾ってくれたものだ。今でもあやめの花が、その頃と同じ鮮やかな藍色で凛として咲いている。星野富弘さんの詩画集を思い出した。
そこにむかし 家があったという
どんな人が住んでいたのか
知る人もいなくなってしまったが
毎年5月になると
繁った草の中に
あやめが咲く
2021.06.07