長井線リポート(19) 面白景色の宝石箱 in 今泉
ホームの柱に何やら意味ありげに雪が集められている。題して「寄らば柱の陰」。これがバンクシーの作品であれば一山1億ぐらいはするであろうか。実は、ホームの雪は、一旦柱付近に集められ、除雪車が出動する際に線路に落として処理をするのだそうです。
今泉駅にはいろいろな珍百景が隠れている。国鉄風の「赤湯方面のりば」の看板とホーロー看板に山鉄の三本ラインの入った「いまいずみ」の駅名板が、一本の柱に貼ってある。JRにあってYRにない「待合室」。JRの柱はスチール製でYRは木製。JRの屋根の上には何やら不思議な金具があり、YRの屋根には西大塚駅にあったトンボが見える。
まさに乗ってみなけりゃわからない、降りてみなけりゃわからない。「今泉駅は、面白景色の宝石箱や〜!」
2021.03.27