【Sendai advision】東洋のアルカディア
「意味」や「意図」を分かりやすく提供される事に慣れ過ぎた現代人(日本人)は、
自身の理解の範疇からはみ出てしまった(あるいは即座に理解し難い)表現や伝達に対しては
とかく困惑しがちで、僕自身そうした帰来があります。
一方で「分かりやすい」は、安心できる反面「飽きやすい」や「残らない」や、
何だったら「醒めちゃう」という側面があるので、
注意をする必要があるなーと感じています。
ガムかスルメかという話ではなく、
繊細な料理ほど、それを深く味わうためには、
それなりの味覚なり経験なり教養なりが必要だったりして、
それはジャンルを問わず共通する事柄ではないかなーと思います。
だけれどもそれよかもっと凄いのは、
何が凄いのか分からないけど凄いとか、
どこがいいのか説明できないけどいいとかいう台詞を、
人に言わせてしまうようなもので、
案外小っこい子供に食わしてみると、如実に反応が出たりもします。
なーんか気になる。
なーんか見ちゃう。
その裏にはきっと、およそ合理性という言葉からは真逆にあるような、
沢山の試行錯誤なり技術なり計算なり美意識なり覚悟なりが、
あるのだろうと推測します。
Don't think! Feel.
という訳で、やまがたアルカディア観光局のプロモーションムービーが、
仙台駅にて3月16〜22日まで流れます。
が、こちらでも見られます。(見れるんかーい)
2020.03.02