長井小学校第一校舎ジャッキアップ作業(H29.7.6〜15)
長井小学校第一校舎のジャッキアップ作業が7月6日〜15日の期間で行われました。長井小学校第一校舎は、平成29年4月から2年間の予定で、耐震化などの工事を開始しています。今回はジャッキアップの様子をお知らせします。
なお、タイムラプス(早送り)での動画はこちらをご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=Kb2ZPf7hdgw
耐震改修等工事の概要
工事にあたっては、児童や来校者の安全を最優先に工事を進めます。
●工 期 平成29年4月〜平成30年 12月(予定)
●主な内容 渡り廊下撤去、免震装 置設置、老朽化対策、電気・機械 設備設置など
◇93メートルの長さを持つ校舎全体を持ち上げ、基礎部分に免震装置を設置する、全国でも稀な工事です。また、校舎の外観、廊下や階段などは、現況どおり復元します。
※長井小学校第一校舎(以下、第一校舎)は、全国的にも珍しい大規模な木造2階建て瓦葺き校舎です。昭和8年の建設以降、80年以上にわたり、多くの児童が学んできました。また、歴史的経過や建物としての価値が認められ、平成21年には国の登録有形文化財となりました。さらには、昭和62年及び平成21年に「先人から受け継いだ貴重な建物を、今後も保存、活用すること」として、教育委員会で議決されています。しかし、平成27年夏以降は、耐震強度不足により使用を中止していました。
この度、国の地方創生に関する交付金を活用できるようになったことから、平成29年4月より、第一校舎を今後も保存、活用していくための取り組みを始めています。用については、耐震改修後、「まなび」と「交流」の拠点として、市民の皆さんや観光で訪れた人などが利用できる施設とする予定です。今後、具体的な活用方法の検討を進めていきます。