あやめのふる里 山形県長井市
「水と緑と花のまち」長井市のシンボルにもなっている「あやめ」。あやめ公園内では約500種・100万本のあやめが鮮やかな彩りを魅せてくれます。また、数や種類もさることながら「長井古種」と呼ばれる長井固有の種が守られている事も特徴のひとつです。
あやめは江戸時代より品種改良が進み、江戸系、伊勢系、肥後系といった花びらが大きく華麗な、いわゆる花菖蒲(はなしょうぶ)の3大品種が有名です。しかし、この品種改良には原種が必要で、長井原産の34種の長井古種がなければ、これほどの花菖蒲は作れなかったと言われます。このことが「あやめのふる里ながい」と言われるゆえんです。
今年も、あやめ公園にたくさんの人にお越しいただきました。今年はあやめの開花も早く、開園後すぐに見ごろを迎えました。来年も、皆さんのお越しをお待ちしております。
2016.06.28