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【小正月の伝統行事『ヤハハエロ』】

小正月の火祭り『ヤハハエロ』。
かつては1月15日に一斉に行われていたそうですが、
最近ではそれぞれの地区の日取りで実施されているようです。

『ヤハハエロ』(さいと焼き・どんど焼きなどと呼ばれる事も)は、
昨年の稲わらや茅などで作られた、高さ4〜5メートルにもなる「斎塔」に、
古いお札やお守り・正月飾りなどを入れて焚きあげ、
豊作や無病息災を祈る、伝統的な行事です。

「弥栄えろ(いやさかえろ)」とか「家(や)は栄えろ」が訛って
「ヤハハエロ」になったとか。



斎塔の材料となる茅を刈り取る所から始まり火柱を作った日は、
まだ全然雪がなく・・・
  

なのに一昨日から降り始めた雪は50?もの積雪に。


いよいよ火が入れられると、周りにいた人達が火を囲んで集まり始め・・・
すると誰からともなく、火に向かって「ヤハハエロ〜!」と掛け声が。
  

大きな声を出す事で、体の中の悪いものが火と一緒に飛んでいくのだそう。




「斎塔」の側に張られたテントで振る舞われる甘酒や玉こんにゃく
などを食べながら、真っ白い雪をバックに燃え盛る炎を見つめていると、
とても原始的ながら精神的なスピリットを感じます。

当日は猛吹雪で、センター試験日とも重なり、子ども達の姿は
あまり見られませんでしたが、今年の五穀豊穣と無病息災を願いつつ、
無事終了しました。


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